ImsVIEW
使用方法 (Version 0810-2010) - 演算
スタック画像の各スライス(画像)間で数値計算を行い、画像又はスタック画像として結果を返します。
スタック画像とは、画像S(1)からS(n)を重ねたもののことです。
ImageJのウィンドウ上に表示される画像は1枚分ですが、画像下にある横方向のスライダでz座標を変更できます。
対応するファイル
- 32bit-Real型のスタック画像(イメージサイズに制限はありません) 。
ボタンについて
「ImsVIEWメニュー」→Subtract >>をクリックすると、サブメニューが表示されます。
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- トップS(1)とボトムS(n)の差を取り1枚の画像を作ります。
- 結果の画像には、元のファイル名の先頭に「Dt-」を足した名前が付きます。
- Dt = S(n) - S(1)
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- トップS(1)とボトムS(n)の差を取り、それをスタック画像に含まれる画像の数で除算し、1枚も画像を作ります。
- 結果の画像には、元のファイル名の先頭に「Dt-」を足した名前が付きます。
- Dt = ( S(n) - S(1) ) / n
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- 2枚目以降とトップの差を取り、それぞれの結果を重ねて新しいスタック画像を作ります。
- 結果のスタック画像には、元のファイル名の先頭に「Di-」を足した名前が付きます。
- Di = S(z+1) - S(1) ( z = 1, 2, 3, ..., n-1 )
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- 2枚目以降の、その1枚手前の差を取り、それぞれの結果を重ねて新しいスタック画像を作ります。。
- 結果のスタック画像には、元のファイル名の先頭に「Dd-」を足した名前が付きます。
- Dd = S(z+1) - S(z) ( z = 1, 2, 3, ..., n-1 )
結果を評価する
ImageJの標準機能や各種追加プラグインを使用できます。次項「計測」「ROI」「数値表示」も御覧ください。