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H26年度 利用課題公募要領

  1. 公募の内容
    1. 採択予定課題数

      平成27年度は、計34件程度の課題採択を予定しています。

    2. 利用方法

      本サイトの利用方法をご参照下さい。

      • 成果を公開して良い場合は、トライアルユースを選択して下さい。
        但し、学術目的の場合、又は、同じ利用課題で過去に2回以上利用されている場合は成果非占有利用を選択して下さい。
      • 成果を公開したくない場合は、成果占有利用を選択して下さい。
  2. 申請にあたっての留意点
    1. 利用時期

      平成27年4月~平成28年3月を予定しています。各課題の利用時期は、採択後に調整させていただきます。

    2. 所属機関の同意

      申請者は課題申請について、課題実施までに所属機関の同意を得られることが必要です。

      申請時に、所属機関の同意を得られる旨の誓約を行っていただきます。

    3. 知的財産権の帰属

      課題実施者がこのプログラムの施設を利用することによって生じた知的財産権については、 課題実施者(利用者)に帰属します。

      なお、発明者の認定につきましては、基本的にその発明に係わったかどうかが認定の基準になりますので、ケース毎に判断することとなります。

    4. 成果公開の考え方

      同位体顕微鏡システムを利用して得られた解析結果及び成果は、「先端研究基盤共用・プラットフォーム形成事業課題利用報告書(和文)」(以下”利用報告書”とします)に取りまとめて提出していただきます。課題採択後に産業利用拡大支援室より送付される文書に記載しております締切日までに提出してください。

      トライアルユース成果非占有利用の利用報告書は公開とします。ただし、提出した報告書を利用者が特許取得などの理由により公開の延期を希望し、 所定の手続にて産業利用拡大支援室に認められた場合には、最大2年間延期することができます。
      成果占有利用の利用報告書は公開しません

      利用報告書の提出数がある程度纏まった段階で、成果占有利用と公開延期が認められた課題以外について利用報告会を開催します。利用報告会での発表をお願いいたします。

      同位体顕微鏡システムを利用して得られた成果(特許出願、特許取得、 製品化など)は、成果占有利用や成果公開を延期中の課題を含め、速やかにその概要を報告していただきます。

      同位体顕微鏡システムの対外的なPR等のため、成果の使用について別途ご相談させていただくことがあります。

    5. 生命倫理及び安全の確保

      生命倫理及び安全の確保に関し、申請者が所属する機関の長等の承認・届出・確認等が必要な研究課題については、 必ず所定の手続きを行っておく必要があります。 なお、以上を怠った場合または国の指針等(文部科学省ホームページ 「生命倫理・安全に対する取組」を参照) に適合しない場合には、審査の対象から除外され、採択の決定が取り消されることがありますので注意してください。

    6. 人権及び利益保護への配慮

      申請課題において、相手方の同意・協力や社会的コンセンサスを必要とする研究開発または調査を含む場合には、 人権及び利益の保護の取り扱いについて、必ず申請前に適切な対応を行っておいてください。

    7. 重複申請の制限

      申請者が次に該当する場合は、審査の対象から除外され、採択の決定が取り消されます。ただし、本事業に内容の異なる2つ以上の課題を申請することは可能です。

      • 同一の課題名または内容で、既に本事業において採択済みあるいは決定している場合。
    8. 申請及び利用における情報管理

      課題申請及び利用において、北海道大学が入手した情報は、本大学個人情報管理規程に従って管理するものとします。従って、個人情報管理規程において非公開対象としている項目以外の情報は、申請者の同意なくしては公開致しません。

  3. 審査及び採択
    1. 審査の方法

      採択課題の選考は、学内の学識経験者から構成される「安定同位元素イメージング技術による産業イノベーション課題選定委員会」(以下「選定委員会」という。)により実施されます。選定委員会は、申請者から提出された申請書類等の内容について、以下に定める観点から評価を行い、本プログラムの趣旨に照らして優秀と認められる採択課題を選定します。

      審査は非公開で行われますが、申請課題との利害関係者は当該課題の審査から排除されます。また、 検討会及び選定委員会の委員は、委員として取得した応募課題及び課題選定に係わる情報を、委員の職にある期間だけでなくその職を退いた後も第三者に漏洩しないこと、情報を善良な管理者の注意義務をもって管理すること等の秘密保持を遵守することが義務付けられています。

      なお、審査の経過は通知いたしませんし、途中段階でのお問い合わせにも応じられませんので、ご了承ください。

    2. 審査の手順

      審査は以下の手順により実施されます。

      1. 形式審査

        提出された申請書類について、応募の要件を満たしているかについて審査します。 応募の要件を満たしていないものは、以降の審査の対象から除外される場合があります。

      2. 書類審査

        選定委員会により、書類審査を実施します。

      3. 最終審査

        書類審査における評価を踏まえ、選定委員会においてヒヤリング審査を実施し採択課題を決定します。このとき,可能ならばサンプル提出をしてもらうこともあります。

    3. 審査の観点

      審査(形式審査を除く)は以下の観点に重点を置いて実施します。

      • 新たな利用者や利用分野を拡大するものであること
      • 平和利用目的であること
      • 科学技術における先端性を有すること
      • 特許化,製品化等を通じて新技術,新産業創出に資すること
      • 社会経済ニーズに合致すること
      • 研究手段としての同位体顕微鏡システムの必要性
      • 実験内容の技術的な実施可能性
      • 実験内容の安全性
    4. 審査結果の通知等

      審査結果については、申請者に対して、文書にて通知します。

      また、採択された課題については、同位体顕微鏡システムの利用にあたって利用条件等の確認書を別途提出していただくことになります。

  4. 申請書手続き
    • 申請方法

      下記の利用課題申請様式を用いて申請書を作成し、電子メールにて産業利用拡大支援室までお送り下さい。

      利用課題申請様式 [MS Wordファイル] [PDFファイル]
    • 応募期限
      平成27年4月30日(木) 午前10時
    • 「皆様の課題申請について支援いたします」

      産業利用拡大支援室では、「このような研究をしたい」というご要望をはじめ、手法の選択、具体的な実験計画の作成、課題申請の支援まで、同位体顕微鏡のご利用に関するご相談を受付け致します。

      ご不明な点がありましたら、お気軽にご連絡下さい。

  5. その他

    この事業の一環として、同位体顕微鏡システムの優れた分析装置としての性格を活用する即応性を必要とする課題について、「緊急実施型利用」の実施を予定しています。詳細につきましては,産業利用拡大支援室までお問い合わせください。