利用方法
利用申請時に下表より一択して下さい。
トライアルユース | 成果非占有利用 | 成果占有利用 | |
---|---|---|---|
利用対象 | 産業界のみ | 制限無し | 制限無し |
利用回数 | 同じ課題につき2回まで | 制限無し | 制限無し |
成果公開の義務 | 有り(※) | 有り(※) | 無し |
※利用申請時のお申し出により最大2年間まで公開時期を延期することが出来ます。
利用料金
利用課題実施のために本事業の施設共用技術指導研究員が利用した装置・時間に対し、下表の料金が課されます。
トライアルユース | 成果非占有利用 | 成果占有利用 | |
---|---|---|---|
同位体顕微鏡システム | |||
同位体顕微鏡システム | - | 17,100円/時間 | 58,200円/時間 |
次世代同位体顕微鏡システム | - | 16,900円/時間 | 58,000円/時間 |
周辺装置群 | |||
高圧凍結装置 | - | 1,000円/時間 | 6,400円/時間 |
凍結置換装置 | - | 400円/時間 | 4,300円/時間 |
ウルトラミクロトーム | - | 500円/時間 | 4,700円/時間 |
細胞インキュベータ蛍光顕微鏡 | - | 900円/時間 | 5,500円/時間 |
熱レンズ顕微鏡 | - | 300円/時間 | 4,400円/時間 |
形状測定レーザー顕微鏡システム | - | 700円/時間 | 5,400円/時間 |
注) 利用に伴う旅費、学外における関連する研究費・実験費等は含みません。
注) 利用時間の見積など、詳細は産業利用拡大支援室までお問い合わせください。
尚、上記装置は、本事業の他に北海道大学の装置共同利用システム・オープンファシリティによるご利用も可能です。(オープンファシリティ利用申請、装置利用講習の受講が必要となります)
利用料金について
上表の成果占有利用は、利用課題実施に要する費用(裝置の運用維持費や光熱費、前処理や測定で使用する消耗品費、利用相談・測定・データ評価に要する人件費など)を元に算出しています。
これに対し、トライアルユースは費用の全額を、成果非占有利用では費用の一部を、文部科学省 先端研究基盤共用・プラットフォーム形成事業が補助します。補助の条件として、利用対象・回数の制限や成果公開義務が設けらています。
利用の流れ
![](image/flowchart.gif)
利用相談
安定同位元素を用いたイメージング技術、本事業の利用に関する詳細など、質問などがございましたら、お気軽にお問い合わせよりご連絡下さい。
利用課題の申請
本事業は、利用課題を「公募」及び「随時募集」によって募集します。
- 「公募」は、本ウェブサイトの公募情報で告知します。
- 「随時募集」は、産業利用拡大支援室からのアクションにより新規利用課題を掘り起こし、共同でその構想を具体化します。応募書類提出後の手続きは公募と同じです。
利用課題の選定
ご応募いただいた利用課題は、産業利用拡大支援室 課題選定委員会により選定させていただきます。
- 新たな利用者や利用分野を拡大するものであること
- 平和利用目的であること
- 科学技術における先端性を有すること
- 特許化,製品化等を通じて新技術,新産業創出に資すること
- 社会経済ニーズに合致すること
- 研究手段としての同位体顕微鏡システムの必要性
- 実験内容の技術的な実施可能性
- 実験内容の安全性
を選定基準とし、同位体顕微鏡システムを用いることで最大限の成果が期待できるテーマを選びます。
測定の実施・評価
選定された利用課題は、産業利用拡大支援室 同位元素イメージング推進部門を窓口として装置利用や技術的な相談を行います。次に、同室 同位元素イメージング評価部門で各研究分野の技術員との橋渡しを行ない、以降は、同部門の技術員が一貫してサンプルのプレパレーションから、同位体顕微鏡システムを用いた測定、データ評価まで対応します。
成果について
本事業により得られた解析結果及び成果は、利用成果報告書に取りまとめてご提出下さい。トライアルユースと成果非占有利用の利用成果報告書は本サイト及び文部科学省が運営する「共用ナビ」で公開しますが、利用申請時の申し出により最大2年間まで公開を延期することが出来ます。
また、成果が特許出願・特許取得・製品化・学会発表などにつながった場合は、その概要をご報告下さい。